本、絵画、映画と戯れる日々を

本や映画など何かしら作品の感想を書いていきます。

6/9 STEINS;GATEを観て(初めてのアニメ紹介)

先輩に勧められたので「STEINS;GATE」を観ることに。

 

タイムリープものの中でこれは観ておけというものらしいというのをその時に知った。

(おっしゃる通りでした!)

人生で初めてアニメの感想を記すことになる、はず、、、

 

  • 観てない人向けに紹介

アニメ好きな人に紹介できるほど知らないし、知識もないので、 

アニメそんなに観ないけど、何か観てみたいなー

という人に向けて軽く紹介する。(という程で文章を書く練習をする)

 

まず、『STEINS;GATE』というアニメはタイムリープものである。タイムマシンなどを使って、主人公が複数の世界を行ったり来たりする感じのアニメだ。

STEINS;GATEの魅力を語りたいところだがその前に、タイムリープものの魅力から語ろう。

ここでは大きく二つ挙げることにしたい。

  • 時間移動できること
  • 巧妙に仕掛けられた伏線

 

タイムリープものの魅力、まずは、何と言っても時間を移動できるということだ!

過去に戻ってやり直したい、誰しもそう思うことはあるだろう。思うだけなら誰にでもできる。しかし、それは実際には不可能であって、それができないからこそ、それができるアニメに惹かれるのだ!

そして、複数出てくる世界にはその世界ごとにドラマがあり、それに翻弄される主人公を見て、羨ましく思ったり、やるせない思いをもったりするわけだ。

 

もう一つ外せないものがある。巧妙に張り巡らされた伏線だ!

伏線回収に歓喜するのは人間の本能なのだろうか(笑)

一度きりではなく、もう一度繰り返し観ることでより深く味わえるのが、伏線回収の醍醐味だ。もちろん、純粋に見直すと楽しいということもあろうが、伏線回収は一段と楽しみ方を広げてくれるのだ。

 

さて、それでは『STEINS;GATE』の魅力について書こう。

ここまでは、ネタバレせずに書こうと思う。

後半になればなるほど引き込まれていく展開が素晴らしい

最初はよく分からない中で話が進み、少しずつ理解していくのだが、その時にはもう製作者の術中にはまっていると言えるだろう。僕自身は、「やられた!」という感じだった。

 

程度の差こそあれ、いろんな作品に伏線というものがあると思う。この作品にもあるのだが、タイムリープものは時間を移動するので単純な時系列では作れないとびきりの伏線が用意できるのだ!(いかにも僕が作りました的な表現になっているのは申し訳ないです)

いざ観るときは純粋に観ればいいが、もし深く味わいたかったら、二度観ると「あっ、そうだったのか!!!」という、一つの作品で一度しか味わうことができない瞬間に出会える。

 

こんな感じで良いだろうか?

人生初のアニメ紹介はこの辺で終わります。興味をもった方がいたら嬉しいな。

 

  • 感想、ネタバレ

 

以下ネタバレ含みます!!!!

 

最初のうちは、コミカルな調子で進んでいくが、だんだんと怪しい領域に足を踏み入れてる感が出てきて、途中からはもうシリアス全開で、この展開には夢中にさせられた。

まゆりが運命に殺されることよりも、主人公の精神がやられないでほしいと思いながら観ていた。今、ちょうどSTEINS;GATEzero放送されているのを観ると、精神が十分やられているなと思うが、変えられない運命を知ってしまうのは怖いものだなとつくづく感じた。まあ、現実世界ではそんなものはないのだが。

知らないくらいがちょうどよくて、知らないからこそ希望が持てるのだなと感じるのだ。

言われてみれば、当たり前だろ!と言われそうだが、改めてなるほどなーと思った。

変えられない運命が素敵な運命ならいいが、不幸な運命だったらそれはもう精神が崩壊するのは当然だろう。僕なんか考えるだけで耐えられなくなる。

 

私としては、牧瀬紅莉栖と主人公が恋に落ちる展開にいまいち馴染めないのだが、私と同じように思う人もいるのだろうか?

 

まゆりのあのキャラクターは、あの世界観には必須だなと思う。まゆりのキャラがないと暗すぎて観るに耐えないアニメになっていたかもしれないと思う。

いや、待てよ、いた、漆原ルカが。僕的にはこのキャラもアニメの均衡を保つには必須だと思う。女の子っぽい男という設定だが、あまりその辺は気にせずともこのキャラには救われた。何に救われたの?と聞かれると答えるのが難しいのだが、そういう気分になるのだ。

 

最終話を見た後にもう一度1話を見たときは、このために見ていたんだ!とすら思えた。よくできてる作品だ!作る側はどういう風に作っているのだろう?伏線をここに用意して、って感じで作っているのかな?それだとしたら作っている側はこの伏線を味わうことができないのではないか?作る側として伏線を楽しむという感じなのかな。

 

ちょっと、グダグダになってしまったのでここで終わり。

感想書くの、意外と難しいなー。

レビューしてる人ってすごいな。