モネ
今回はモネの作品集を読んだのでその感想を書きます。
図書館にあったものをとりあえず借りてきたので、本の紹介はしないですが、これがおすすめというものがあれば、いつでもいいので教えていただけると嬉しいです。
モネの簡単な説明
簡単にモネについて整理すると、まずモネは印象派と呼ばれるグループの代表的な人物であり、読んだ限りでは風景画の作品が多く、人物画も多少あり、という感じでした。代表的な作品に、「睡蓮」や、「積藁」、「日の出」などがあります。
モネは
光の描き方
に強くこだわっていたそうです。
素人の私が見ても具体的にどういう技術が使われているとかわからないのですが、それでも風景の本質を抜き出して、特徴をつかんで描いているなという雰囲気は伝わってきました。写真のように正確に見たままを描くというのではなく、風景の特徴を抜き出すと言ったらよいのでしょうか。うまい言葉が見つからないですが、僕のイメージはこんな感じです。
僕は少・中学校で唯一苦手だったのが、美術だったのですが、色の使い方が良くなかったのだなと気づきました。どうしても「これは何色」のように頭の中で固定観念が邪魔していました。それを踏まえると、モネの作品は、様々な色を組み合わせて空の色、川や池の色、木の色などを巧みに表現していました。
画家と素人の違い
画家と素人の何が違うかと僕なりに考えてみました。
技術云々も当然すごいのですが、何よりも
見ている世界が違う
のではないかと思うようになりました。
例え同じ時間に、同じ場所で、同じものを見たいたとしてもそれをどう捉えるかはひとそれぞれであり、素人の間でさえ違いはあるでしょうが、画家は分野の違いはあれ、こう考える人が多いのではないでしょうか。
それは何色でできているか
表現のの違いはあれ、これに近いことは考えているはずです。
ここでの色というのは、単純に赤、青等の色でもありますが、寒い、爽やかな、清々しいという感情も含んでいると考えます。
これは、(特に絵の具などを使う場合)絵を色で表現するということは、感情なども色で表現する必要があることから、画家は日頃からそういった感性をもって暮らしているという僕のイメージです。
そして、描く対象について色がついたら、それを今度は表現するという段階になるんでしょう、きっと。そう考えると描く前に相当苦労する場合もありそうですね。
美術を専攻している友人もいないので残念ですが、もしいたらこういった話を聞いてみたいですね。
終わりに
今回はモネの作品を見ましたが、ひとまず西洋絵画を中心にいろんな画家の作品を見ていけたらと思っています。時間があるときは、美術館に行ってみようとも思います。
いやー、苦手だった美術に鑑賞とはいえ興味が湧くようになるとは、世の中面白いものですね、ハッハッハ笑。