本、絵画、映画と戯れる日々を

本や映画など何かしら作品の感想を書いていきます。

【美術館巡り】東京編 ルドルフ2世の驚異の世界展

ルドルフ2世の驚異の世界展

前回は狩野派の絵画を観てきたという記事を書きました。

今回は、その後に行った【ルドルフ2世の驚異の世界展】という美術展の話です。表参道からすぐ近くの渋谷に行き、東急という百貨店の裏側にありました。結構疲れていたので、割とあっさり眺めただけという感じになってしまいました。

 

まず入ると堂々としたルドルフ2世のブロンズ像が迎えてくれます。その後、ルドルフ2世の家系図と幾人かの肖像画が見れました。

その後には、ブリューゲルの記事でも書きましたが、バベルの塔の絵があり、当時の天文学の教科書もありました。ちょうどケプラーが研究していた時代だったようです。これは少し興味をもちました。複製ですが、ガリレオが作った天体望遠鏡が置いてありました。

ルドルフ2世は収集家だったようですが、守備範囲が広いですね。美術以外に学問関係の資料も集めていたっていうことですよね。

この美術展にもブリューゲルの作品が置いてあって、花の静物画がありました。なんなら一番有名なもの?がこっちにあったようです。やっぱり綺麗でした。前にも書きましたが、背景が黒っていうのが良いです。

ここでの一番のお目当てはアルチンボルドの四季の絵でしょう。中学の美術の教科書に載ってたかなぁ。まあ、有名なんだろうから載っていてもおかしくないですね。植物や食べ物を使って人間を描くという発想がユーモアに溢れていますよね。しかもその一連の作品に四季の名前をつけるところがこれまた、どういう発想やねん!と思ってしまうのですが、僕の想像力が乏しいだけなんかな。

 

最後にはこれらの作品を立体で表現した作品が置いてあり、それは写真撮影が可能でした。ここで残念なことに、旅行の2日目で充電器を忘れた僕のスマホは電池がなかったので撮れませんでした!!

何やってんだ……

でもこれでスマホが充電できないと大変だな、ということを身をもって実感できたので、もっと大事な外出の時に忘れないように気をつけることができるぞ、と前向きにとらえておきましょう笑