本、絵画、映画と戯れる日々を

本や映画など何かしら作品の感想を書いていきます。

【美術館巡り】東京番外編 ユニクロ希望塾

東京へ行った際、美術館の他にも、ファーストリテイリング希望塾というものに参加してきました。

ファーストリテイリングの偉い方の話を聞く良い機会となりました。

メモを取っている人たちがたくさんいる中、僕はメモも取らず聞いていただけでした。最初のうちはメモを取ったほうがいいのかなぁ、と思っていましたが、その必要もありませんでした。

それは単純に柳井さんの伝えたいことがたったひとつだったからです。

そうでなかったら恥ずかしいのですが、、、

ズバリ、

どう生きたいかもっと真剣に考えろ

ということです。

ただ考えるだけではなく、本を読んだり、身につけたほうがいいと思ったものは身に付けるよう努力したり、実際に何か行動を起こしてみたり、大学生のうちにやって置かなければいけないことは本当はたくさんあるのにそれができていないというようなことを言っていました。

このことを象徴的に

大学はバカ製造機だ!」

と表現していました。確かに、その通りでしょう。一部の、生きることを真剣に考え行動に移している人間を除けば、大半はのらりくらりと過ごして、気づいたら就活しなきゃいけない時期になってた、みたいな感じだと思います。僕も考えているつもりで、本当につもりだったなぁと思いました。僕の場合は生きることに対して目を逸らしていたとも感じます。多分、面倒だから。最悪ですね。

そんな自分が情けないです。

そう思ったイベントでした。

 

 

 

 

今の僕に何ができるか、整理も兼ねてここで一度考えておきたいと思います。

 

まずは、どう生きたいかを考えます。次にそのために大学にいるうちにできることは何かを考えます。とりあえず、これだけでも十分かなと。あとはこれらに全力で取り組むだけしかないでしょう。

 

では、どう生きるか。

これは刺激のある人生を送りたい。でしょうか?欲を言えば「金銭的な余裕を持った上で」という条件を付け加えたいです。これは大事なことです。ゴッホの人生は刺激的すぎますが、金銭的な余裕があればもっと豊かになったかもしれないと思うのです。逆に大成しなかったかもしれないという人もいるかもしれませんが、、、

 

では、刺激のある生き方をするためにはどうしたら良いか。

これは、新しいことに挑戦していくことだと思います。ここで僕が思うのは、新しいと言っても0から1を作るのは天才的な能力がいるということです。僕にはそんな能力のかけらもありませんので、別ルートが必要です。凡人でも頑張ればできることは、点と点を線で繋ぐことです。点を作り出すことはできないけど、点と点を線で結ぶことなら、可能性はあると思います。そういえば、この話もしていましたね。

ただ、そのためには他の誰も持っていない知識の組み合わせが必要です。これは勉強して身につけていくより他はありません、しかも、どんな点を繋げるかということも考えなければいけません。この点が難しいところで、その選択に失敗するかもしれないし、失敗してもうだめだと思っているところに成功がやってくるかもしれないのです。ただし、やるからには徹底的にやらなければそこへは到達できません。

要するに、今見える範囲で先を見据えながら、必要な能力を身につけていくという必要があると分かりました。これは地道に、愚直にコツコツと泥臭くやっていくしかありません。それが面倒だと思ったら終わりです。人生はそういうもんだと思います。なんでもない生活もそれはそれで良いかもしれませんが、今の僕はそうではないということです。妥協して考えが変わることもあると思います。したくないですが、、、

具体的には、物理の世界で生きていきたいと思っているので、物理の勉強をしていくことになります。そのほかにも物理の研究に活かせるような知識はなんでも取り入れるようにしたいですね。こちらはあくまで物理をよく勉強した上での話ですが、それでも必要だと思います。

 

最後に、どう生きるかを一言で表すとしたら、「点と点を結ぶ線を作る人生を送りたい」でしょうね。言語化することで見えてくることってありますよね。今回はそれが少しできたかなと思いました。