本、絵画、映画と戯れる日々を

本や映画など何かしら作品の感想を書いていきます。

『論語と算盤』を実践することにした。(1章〜5章)

目次 

 

これまでに『論語と算盤』の要約、感想を前半、後半に分けて記事を書いた。

aidenn.hatenablog.com

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ここで一区切りつけるために自分が実践することを書き出してみようと思う。実践してこそ初めて読んだ意味があるはずだから。今回は1~5章。

 実践も分かりやすいように章ごとに書く。同じ(似た)内容を繰り返すこともあるが、それは繰り返した内容がそれだけ大事であることを示す。

1章

論語はネットで無料で読めることを知ったので、それを少しずつ読んでいく。

  • 1日に身につけた新しい知識、技術を振り返りまとめる。
  • 新聞、ニュースを見て情報を集める。興味のある事柄はより深く、noteや雑誌などで情報を仕入れると良い。

これはチャンスを手にいれるための準備。アンテナを張る作業。

  • 自分が人と接した時の様子を日々振り返って日記をつける。

人と平等に接する前にまずは自分がどう振る舞ったかを認識する。そうすれば少しずつこう振る舞いたいという形が見えてくるはず。

  • 憧れの人とライバルを見つけて書き出す。

趣味でも仕事でも。この人のようになりたい、この人には負けたくないという思いを確固たるものにしたいので紙に書き出す。

  • 苦しいとき辛いとき、その原因を考えて書き出す。

自分にどうしようもできないものは潔く諦めると案外すっきりするかもしれない。自分が原因のものはできることから対処していくしかない。

  • 面倒臭がらずにすぐ行動する。

自分を磨くにはまず行動することが私の一番の課題。気持ちは行動から作られると言うように、考えるよりも前に動く。そして動きながら考える。それができるようになったら次のステップに進もう。次のステップは行動するようになれば見えてくるはず。やりたいことは決まってるので。

  • 判断基準を作る。

行動指針と言い換えても良い。ひとまずは「するかしないかで悩んだらする」を基準に行動することから始める。同じようなことではあるが「いずれやらなければいけないものは早めに片付ける」も基準にする。やらなければならないこと、学ぶべきことは無くならないので。優先順位がつけられる時はその順位に従って。あと、「新しいことには積極的に手を出す」も大事だな。

 

2章

1章でも書いたが、論語を読んでこれを柱にしたい。

  • 面倒臭がらずに行動する。

自ら箸を取ろうと思ったらとにかく行動に移すことから始まる。その行動の目的も考えられるとより良い。

  • 自己分析をして良い部分を書き出す。どうすれば伸ばせそうか書き出す。悪い部分と改善策も書き出す。大きな志、小さな志も書き出す。
  • 書き出したら実践←これもいつか記事にできたら良い

体力、知力、金銭力などいろんな面で確かな見込みが立った上で大きな志を決めろとあるので、20代のうちは志を決めるために試行錯誤する時期だと思う。

渋沢栄一さんは30くらいで決まったことを遅いと後悔していたらしいが、見方を変えれば渋沢栄一さんでさえ30で決めたのだから、ましてや普通の能力しかない僕が今すぐ決めろと言われて決まるはずはない。30で決まれば御の字だと思う。

ただし、決めるのはまだ先だからという一種の心の隙は作りたくない。渋沢栄一さんが言ってた「もっと早く志を決めていれば実際の渋沢栄一さん以上の渋沢栄一さんが生まれていたかもしれない」という言葉を戒めとして心にとどめておきたい。

 

3章

物事の判断、結果の確認、反省、を繰り返せば身につくはず。

また自分の体験でなくても、歴史から学べることはきっとたくさんある。ということで歴史を学ぶ。

  • 情愛については、挨拶をするところから始める。

人を何かに誘うのもいいかもしれない。自分がされたいことは相手にもしてみる。実際にしてみたことを相手に嫌でなかったか聞けたら聞きたい。

  • 意志は志を持っていれば自然と出来上がってくるもののはず。

 

  • 社会への貢献を忘れない。

働く時には利益優先になることも当然ある。社会貢献なんて関係ないという人もいるかもしれない。それでも表には出さずとも社会を良くするためにしたいことがある、取り組んでいることがある、という価値基準を持ち続けること。

  • 面倒臭がらずにすぐ行動する。

3回目の登場。やはりこれが大事なことのようだな。

  • 服のコーディネートにも気を使う。

振る舞いで判断されるなら、その振る舞いを左右する服の着こなしから変えていかないといけないと思った。服装に関しては「清潔感」という観点を重視する。振る舞いについてはとりあえず座っている時の姿勢、立っている時の姿勢に気をつける。背筋を伸ばすこと。

人とコミュニケーションを取る時はリアクションをとる。頷く、うんうんと口に出す、質問するなど。あと下を向かない。

雑談などで静まった時は相手の好きな何かを聞くことにしよう。

  • 新しい発見をメモする。人をよく観察する。

普段の生活でこうしておけばよかった、これ便利だなと思ったことは書き出しておく。次の時は改善できるように。自分の行動だけでは気づきにも限界があるので、他人の行動をよく見て、良いと思ったことは真似してみるのが良い。

  • 少し間をあけて判断する。必要なら基準を書き出した紙を見ながら行動を決定する。

冷静になるには時間が必要。また、頭の中だけで考えると見落とすことも結構あるので、口に出す、紙に書くなど客観視できるようにすることが大事。

 

4章
  • お金儲けは悪いことではないという考えを持つ。
  • 今の時代誰もが発信者になれるので、SNSやこのブログなどを使って、自分がやってみてよかったもの、買ってよかったものなどの情報を発信していく。

自分が得る前にというよりは得たものを還元する、ということになるがそれでも良いと思ったのでここに書く。自分よりも前に人を立てることについては、そういう機会ができた時に改めて考えることにする。

  • 大きな志を実現させるために学ぶべきことがあればそれにはお金を惜しまない。

最低限の生活ができる程度のお金は確保した上で。今まではここで迷うことが多かったように思う。これに関する迷いはなくしていきたい。

 

5章
  • 今日やったこと、新しくできるようになったことを書き出す。できれば書いたあと声に出してみると良い。

これを実践すればやりたいことができるようになっていくはず。毎日を新しい気持ちで過ごすこともできるはず。

 

論語と算盤』に従って実践することを書き出したが、とてもじゃないが全てをすぐに実践するのは無理。

大事なことから取り組むということで、面倒臭がらずに行動することから始めたい。行動していればそのうちそれ以外のことも取り組めるようになるはずだから。