本、絵画、映画と戯れる日々を

本や映画など何かしら作品の感想を書いていきます。

『嫌われる勇気に』の実践編『幸せになる勇気』

今日は素敵な時間が過ごせたので気分が良いです。

やはり人生観を持つことは大事なのですね。そういったことが心に強く響くような時間でした。

 

さてさて、以前の『嫌われる勇気』に続いて『幸せになる勇気』を読みましたのでまとめます。

ちなみにこちらは銀の表紙です。蛍光灯の光をめっちゃ反射して眩しいのが欠点ですが。。。

 

内容的には『嫌われる勇気』の補足という意味合いが強いです。

とはいえ、新しい知識も登場するので、セットで読むとより理解が深まります。(まぁ、それは当たり前か)

あと、『愛するということ』という本が会話の中で触れられています。気になったのでこちらも買ってしまいました。。。あとで読みます。

 

 

個人的に印象に残った言葉や考え方を列挙する形にしようと思います。

ただ列挙ではつまらないので一部ランキング形式にしてみますか。1〜5位まで、一言コメントもつけてみました。残りは列挙しています。

 

1位

「過去が今を決めるのではなく、今が過去を決める。」

目的論というものを『嫌われる勇気』で知って、それを強烈に伝えるフレーズとして印象的だった。

 

2位

「現実問題として、別れるために出会う。できることは、いま、ここを真剣に生きること」

今日素敵な時間が過ごせたといったことの影響もあり、この言葉が今はガンガン響く。

 

3位

「愛されるではなく愛するライフスタイルを」

僕にはそう決断する勇気が足りていないのだと分かった。

生きるということは人を愛するということでしょう。決断せねば。

 

4位

「本当の信頼とはどこまでも能動的な働きかけなのです」

間違ってはいけないのが道徳的な話ではないこと。あくまで生きる上でのスキルとしてのお話です。

 

5位

「自分の人生は自分で選ぶことができる」

この考え方ができている人、あまりいないのでは。できない言い訳を考える方が楽だし。

 

 

 

以下、順位はつけないけれど列挙しておきます。

「教育の目標は自立。自立の始まりは尊敬。」

「尊敬とは、ありのままのその人を認めること。その人の何かが尊敬する対象なのではなく、その人がその人であるところに尊敬する。」だそうです。

 

「その人らしさを認めるためには、他者の関心事に関心を寄せることから。相手の立場になって考えるということ。他者に寄り添う時の態度、技術が共感である。技術であるからには誰にでも身につけられる。」

共感は技術であると言われると、身につけられそうな気がしてくるから不思議。

 

「本当の意味での過去は存在しない。」

1位と同じような意味。過去は今のわたしの状況でどうにでも解釈できるので、今のわたしの状況を全く反映しない過去など考えようがないので存在しないも同じだということだと思ってます。

 

「悪いあの人、かわいそうな私、を語る人が多いが、語るべきはこれからどうするか」

何をするときもこれからどうするかという視点を持ちたいですね。

 

「問題行動の全ては所属感を得るために引き起こされる」

詳しくは本に書いてありますが、問題行動には5段階あるそうです。

 

「自立するためには、自分の理性を使う勇気を持て。他者の指示を仰いだ方が楽だが、自分の理性を使って生きろ。」

僕は今まで自立できていなかったので、自立しないといけないです。まずは就職ですかね。自分と向き合って何をやりたいか、どんな風に働きたいかを考えます。

 

「わたしの価値を自らが決定することを自立と呼ぶ。これができず、他者に決めてもらうのは普通であることの勇気が足りないから。」

自分の価値を自分で決めるって、どうしたって低くなりますよね。高い人もいるんですかね。そういう人は今の環境ではいないのでそういう方の考え方とか知りたいですね。

 

「いかなる職業にも貴賎はない」

これはそうですよね。

 

「人間の価値はどんな仕事に従事するかではなく、その仕事にどのような態度で取り組むかによって決まる」

でも、お金って大事ですよね。だからこそ、今を全力で生きて自分の力が活かせるようなところで働くべきなんですね。

 

「先に相手のことを信ずる」

「与えよ、さらば与えられん」

僕はできていなかったです。今もできていないです。だから友達とかいないのだと分かりました。自分から与えるということを実践してみようと思います。

 

「自己中心的な人は自分が好きな人間ではなくその逆で自分を受け入れらずに絶え間なき不安に駆られているからこそ自分にしか興味が向かない」

なるほど、今度から自己中心的な人を見たらそういう風に考えて接してみたいと思います。

 

「愛とは二人で成し遂げる課題であるから難しい」

「わたしの幸せからわたし”たち”の幸せを築くことが愛である」

フロムの言葉「誰かを愛するということはたんなる激しい感情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である。」

「そばにいる人の手を取り、いまの自分にできる精いっぱいのダンスを踊ってみる。運命とは、そこから始まる。」

「他者を愛することで自立できる」

この辺は全然です。まずは、恋人とかではなく、身近な人を信頼することから始めようと思います。あとは勇気ですね。最初の一歩と、歩き続ける勇気。

 

それではこの辺で。