本、絵画、映画と戯れる日々を

本や映画など何かしら作品の感想を書いていきます。

料理の練習 no.2 オムそば

昨日と同じくオムそばを作ってみました。

昨日の反省を活かして、味付けをすこーし調整しました。昨日は味が薄かったので、少

 

し味を濃くしました。そのかいあってか、少し味は良くなったと思います。ただ、それだけしていないので、もっと工夫できるところはあります。

あと、焼きそばが硬めのほうがいいのか柔らかめのほうがいいのかも人によって変わるのかなと思いました。僕自身は柔らかめのほうがいいかなと今日食べてみて思いました。

たまごの焼き方は、とりあえず食べられるけど...という感じなので、おいしいかつきれいに見える作り方も調べる必要がありそうです。

今日は以上。

 

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料理の練習no.1 オムそば

メモ代わりに書くことにする。

 

夏休みなので、料理の練習をしようと思い立ち、とりあえずオムそばを作ってみた。

結果は、味付けが薄くていまいちだった。見てくれも良くなかったかと。

ただ、作り方は簡単で、焼きそばを作ってたまごでとじるだけなので、手軽な料理ではあるかもしれない。何回か練習して、味付けと見た目をよくするようにしていけば、自分が作れる料理リストに入れられそうだ。

とりあえず、続けられそうなら書き続けて、作れる料理を増やしていきたいと思う今日この頃...

 

気が向けば写真も貼っていくかも

 

 

物理学とは?

今日のテーマは、物理学とは何か? です!

私が語るには少々壮大なテーマですが、そこは気にせず語っていきましょう。

物理学とは近似の学問

物理学と聞くと高校のときに散々な目に合っていやになったという方もいるのではないでしょうか?

物理を勉強するときの難しさには2点あるとよく言われており、一つは数学的な(計算など)難しさです。私たちが普段使う日本語などの言語のように、物理では数式を使って自然の世界を表します。そこで複雑な計算などが出てきてわからなくなるというケースがあります。

二つ目は物理的な現象をイメージする難しさです。例えば、その数式がどんな現象を表しているのかということを考えることが難しいわけです。これは程度の差こそあれ例外なく誰にでも当てはまると思います。もちろん物理学者にとっても当てはまるでしょう。

そこでどうしたかというと、見出しにもあるように「近似」という方法を(自分も気づかないうちに)用いて研究を進めてきたのです。自分も気づかないうちにというのは、物理学の究極の目標は自然のすべてを数式で表すことですが、その目標に向かっているつもりが実は近似していたということです。

ただし、近似をすることで自然の法則の大元に近づくというのは、長い目で見れば段階を追っていくという意味で正攻法であるとも思います。それでは近似の歴史を簡単に見ていきましょう。

ニュートンアインシュタイン・その先へ

まず初めにニュートン運動方程式というものが物体の運動を記述するものとして登場します。これは高校物理でもおなじみのma=Fというものです。17世紀半ばくらいにニュートンによって書かれたわけですが、これで世界の運動がすべて記述できると期待されていた時代もあったようです。

ところがこの式だけでは説明できない現象が見つかり、どうしたらいいのかと考えていたところに、あのアインシュタインが登場するのです。彼は相対性理論で有名ですが、ノーベル賞を受賞した理由はそれではなく光量子仮説というものでした。

なぜなら、相対性理論は注目されていたものの、物理学者の中でもその理論の価値をどう取り扱ってよいのかわからないほど革新的なものであったからです。もちろん、現在は様々な実験から相対性理論は正しいことが示されています。

ここから最もお伝えしたい部分になりますが、実はニュートン運動方程式アインシュタイン相対性理論の近似だったのです。この世界で最も速い粒子は光です。光速で運動しているわけですが、ニュートン運動方程式は物体の運動がその光速に近づくと成り立たなくなってしまいます。一方でアインシュタインの考え出した式では光速に近い運動をするときでもちゃんと成り立っています!

こうして一つの近似が取り払われて、より一般的だと思われる式ができました。これは物理学の歴史の大きな流れの一つですが、この流れは世界のすべてを表す式を見つけるという目標に向かっており、言い換えると、近似を取り払う作業でもあるのです。私の頭ではその先はまだよくわからないですが(相対性理論も勉強中です)、相対性理論もまだ究極の式ではなく、何かしらの近似になっているはずです。

物理学者の研究の目的の一つは近似を取り払うことだと私は思っています。近似を取り払うという作業が終わると究極の式が見えてくるのでしょうか?まだまだ分かっていないことも多いですが、どうなっているのか考えるだけでもワクワクしますね。

 

私ももっと勉強して多くの人に興味をもってもらえるようわかりやすく伝えられる記事を書きたいと思います。楽しみに待っていてください。

アンケートはどこまで真実を表しているのか?

前回から少し時が経ってしまいましたが、今日はアンケートについてふと疑問に思ったので記事を書くことにしました。アンケートと言っても様々な種類があると思いますが、細かいことは気にせず考えていきます!

疑問

アンケートはどの程度の真実を語ってくれているのでしょうか?

少し考えてみましょう!

アンケートの種類

私の考えの前にアンケートに対する見方を述べておきましょう。アンケートの内容は多様ですが、その大元には自分の意見や考え、もしくは状況や心境などを回答するという共通部分があると思います。分類の仕方も数多くあると思いますが、ここではアンケートへの回答に対して、どのくらいプライベートな内容を書く必要があるかに焦点を当てていきたいと思います。

私の意見

まず、アンケートにはその人の考えや意見を素直に書いてもらう必要があります。時には、数値などを使って何段階評価かを答えることもあるでしょう。ここで一つ引っかかることがあります。それは、いざアンケートに答えるときに素直な答えではなく、アンケートに答える用の答えを答えてしまうことです。ややこしい文章ですみません・・・要するに、本心とは多少違う答えを用意して回答しているかもしれないということです。この原因を考えてみると、人に知られたくないという気持ちから本当のことが書けない場合があるでしょう。たとえ個人が特定されない範囲で扱うとは言っても気になってしまう方は多いのではないでしょうか?少なくとも私は気にしてしまいます。他人に知られることとは別にもう一つ原因を挙げましょう。

それは、理想を回答してしまうというパターンです。現実に当てはまるものとは違うけれども理想的にはこうだなというものを書いてしまいがちな人もいるのではないでしょうか?別の言い方をすれば、現実逃避をしているともいえるかもしれません(言い過ぎかもしれませんが)。

直接の原因ではないですが、上に挙げた二つの回答の仕方を助けるものとして(特に後者)、あいまいな記憶に頼ってしまうことも重要なポイントだと思います。はっきりわかっているものであればちゃんと答えたいけど、昔のことでよく覚えていない、普段そこまで意識していない、というようなことは正確に答えようがないので、答えもあいまいになってしまいますが、そこで無意識のうちに自分の理想に近い回答をしてしまっているのだと私は考えます。

さてそれでは、アンケートの分析はどうすればよいのでしょうか?もっとも単純な方法は回答者が素直に正しく回答しているという前提のもと分析していくというものでしょう。しかし、その前提がどの程度正しいのかを考えてみる必要があります。「アンケートにどの程度正直に正しく答えていますか?」なんていうアンケートを取ってみると考察が面白くなるんじゃないですかね?やってみたいですね。それはさておき、回答に補正をかけるとなるとそれはそれで難しいでしょう。

そこで妥協案として、おおまかな傾向を把握したいとすれば多少の違いは誤差とみなして傾向がつかめさえすればそれは目的を達成しているのでよしということにしましょう。そうすると大体のアンケート調査は問題なさそうですね。

問題提起と結論がうまく対応しないですが、結論としては厳密な正確さよりも全体の傾向がつかめていればよさそうということになってしまいました。すいません・・・もう少し考えを深めてから記事にすればよかったです。

確かに、アンケートには書かれていない潜在的な意見はきっとたくさんありそうですし、誰かが書いた意見をよく考えて、これはきっとみんな思っているはずだと見抜ければ得られるものは大きいかもしれません。

 

 

今度書き直すかも

【読書記録】 No.1 「失敗の本質」

今日は本の紹介を私の感想とともにお届けします。本を読んだら感想を書くようにしているので、これからも時々本の紹介は行う予定です。

今日は「失敗の本質」という本をご紹介します。この本は2016年に東京都知事に就任した小池百合子さんの愛読書らしいです。太平洋戦争での日本軍を組織論的に研究したものであり、日本がなぜ敗戦に至ったのかを「組織」という言葉に焦点を当てて考察しています。自分が組織の中で行動するとき、その組織は良い組織なのか悪い組織なのか、判断する材料としてぜひこの本を参考にするとよいと思います。

 

内容

まずアメリカとの6つの戦いをケース別に見ていきます。その後、「失敗の本質」ということでそれぞれの戦いでの失敗に関して、共通する部分を見出し、戦略上、組織上失敗の要因となるものを分析しています。最後の章では、「失敗の教訓」という題で、日本軍が環境変化に対応できなかったこと、組織の自己改革に失敗したことについて述べています。

最終的には良い組織とはダメな組織とは何ぞやということが分かります!

 

 

感想

戦争について述べるのはなかなか難しいですが、過去から学び今に活かす、という点では学ぶものが多くあると思います。その多くあるうちの一つがこの本に書かれているのだと思います。

さて、組織として日本軍はどうだったのでしょうか。この本を読んだ限りですが、組織の上層部の人たちが、客観的に見るということができていなかったのではないかと思います。「客観視する」という一言に尽きると私は思いました。相手の力を見誤って失敗した作戦や、精神第一という考えもかなりあったようです。当然相手にも強い精神力があると考えられますし、自国の力と相手国の力がどういう関係にあるのかを知らなければ正しい戦略が立てられないでしょう。

また、各戦いの反省を次に活かすということもできていなかったようです。外から見れば、前回の反省を次につなげて、進歩しながら戦いを進めていくのが当然と考えられます。アメリカはきちんとできていたようですが、そこも勝敗を分ける大きな要因の一つだと思います。

加えて、組織としてはトップダウン型で、立場が下、もしくは現場の人たちが本部に意見を伝えてもそれが全く通らないほどだったそうです。現場の状況を知らない人が最終的な命令を下し、それを現場の人たちが責任をもって遂行するという体制になっていたようです。本部が最終的な命令を下すのはもちろんですが、部下の意見、ましてや現場にいる人たちの意見を全く取り入れないというのはおかしいでしょう。現場を知らないからこそ、現場にいる人の声は大切になってくるのだと思います。この原因の一つがどうやら人間関係らしいです。組織上人間関係は大切ですが、戦いで勝つことを目的としているのに、作戦会議では人情を優先させて誤った作戦をそのまま実行に移すという体質があったそうです。つまり、真剣に議論をしているのでしょうが、それでも空気に流されてしまうといったことがあったのだと思います。

さて、ここからが大切になりますが、組織の体制としての失敗を現在に活かせているのでしょうか?国家規模の組織もそうですが、比較的小さな規模の組織でもこの本から学べることはたくさんあったと思います。環境の変化に対応する(そのために何をしたら良いのかも含めて)、組織を自己改革させていく必要がある、反省を次に活かせるような環境づくりなどです。何回も読むと自分の頭の中で整理されて、失敗を分析するとはこういうことか!というのが見えてくるのではないでしょうか?

 

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)